■自分で相場を決めない!
愛車の価値は、市場の相場が判断します。
自分で相場を決めてしまうと、実際はまだ5~10万円上乗せできたのに、
「思ったよりも高い査定額が付いたのでそれでいいです」と
5~10万安い金額で愛車を手放してしまう事になります。
たとえ年式が古くても、走行距離が走っていても、
キズが多くても思いもしない金額が付く可能性があります。
もちろん高年式車や人気車でも同様です。
さらに高い金額で売れる可能性があります。
せっかくの愛車です。以下の手順を参考に
1円でも高い高価売却を目指しましょう!
■愛車査定額の最低ラインを知る!
高く売りたいと思っても、その車の相場を知らなくては
その車につけられた価格が高いのか安いのか分かりません。
そこで車の買い替えのために車を売ると言う方は、
車種が決まっていれば新車でも中古車でも、
まず見積もりをしてもらうと思います。
その時に、できれば下取り車も査定してもらいましょう。
おそらく営業マンのほうから「下取りに出されるのなら査定しましょうか?」
なんて言って来ると思います。
新車ディーラーであれば、1回目に査定してもらった査定額を
その愛車の買い取り価格の最低ラインの目安とします。
今後その愛車を売る場合、買取り業者はその価格よりも高く売ることを目指します。
■愛車の現在の最高値ライン相場をインターネット査定で知る!
次は最高値ライン(目標買い取り額)の相場も知っておかなければなりません。
今はわざわざディーラーや買取店を回らなくても、インターネットを利用すれば
メールでその愛車の最高値ラインの相場をリアルタイムで知ることが出来ます。
当社エコワールドもメールで問い合わせを受け付けしております。
無料ですので、お気軽にご利用ください。
中古車は、乗っている年数や走行距離、外装のキズへこみなどで、
同じ車種でも当然買い取り値に差がつきます。
インターネット査定と、実車を見てからの出張査定では金額が上下することがあります。
この段階では、インターネット査定の金額を目標にします。
■出張査定してもらう!
上記で最低ライン、最高ラインの目安をつけたら、いよいよ買取店に実際に査定してもらいます。
インターネット査定をしたところから、目標額に近い査定額をつけてもらった
買取店に無料出張査定を依頼します。
時間が許せば多くの買取店に出張査定に来てもらうのがいいでしょう。
無料出張査定に来てもらったからといって、必ずそこに売らなければならない
と言う事ではありませんので、納得がいくまで出張査定してもらいましょう。
ここで自分の希望額にあえば、思い切って売ってしまうことも”あり”ですが、
希望額に届かない、他の買取店も検討したいと言う事であれば、
「他も検討しているので後から連絡します」と言って帰っていただいてもいいでしょう。
無料出張査定に買い取り義務はありません。
■出張査定の買取店、ディーラー、近所の買取店で競合!
無料出張査定してもらった買取店やディーラー、時間があれば
近所にある買取店などに行って価格交渉してみましょう。
ここで目標額を達成できたら、どこに車を売るか下取りに出すか決まります。
買取店に実際に行って査定してもらう時の注意ですが、
買取店の中にはズバリと買い取り価格を提示する所もありますが、
なかなか買い取り価格を教えてくれない所もあります。
これはお客が他店と競合するのを避ける為と、
その客からなるべく安く買い取りたい、と言った事があるようです。
例えば「今日いくらであれば買い取らせてもらえますか?」
なんて聞かれることがあります。こちらがその車の相場を知らないと、
向こうの都合のいい価格(おそらく安値)になってしまいます。
こんな時は上記のように、ディーラーの査定価格やインターネット査定価格、
自宅などに来てもらった出張査定の価格をよく把握して、
自分の希望額、目標額を明確にしておきます。
そして自分の希望額、目標額にいくらかプラスして、
「○○円だったら買い取ってもらいます!」と言ってみるといいでしょう。
「それはちょっと無理ですね~」なんて言ってくるかも知れませんが、
そこから希望金額になるように交渉してみるといいでしょう。
他にも「他の店を回って、一番最後にうちの店に来てください!」など、
様々なトークで買い取り価格を教えてくれない事があるので、
希望額、目標額を明確にして交渉しましょう。
時間があれば、なるべく多くの買取店に査定してもらうのがいいですが、
ここで時間をかけすぎると買取店などは、最初の買い取り額を保証できなくなる事があります。
理由は、「日数が掛かれば、それだけ市場の相場も下がって
買い取り価格も下がる」、その車種を欲しいと言っている中古車販売店が
「他に同じ車が入ったから、もういらないよ」と言ってきて買い取れない、等があります。
ただ「今日じゃなければこの価格で買い取れません!」と言ってきても、
よほどのことがない限り、1日くらい過ぎても「その査定額が下がる」
と言う事はほとんどありませんので、
「家族に相談して最終決定したい」
「親に最終確認しないと・・」などと言って切り返しましょう。
■不人気車、低年式車、低年式軽自動車などの場合
ディーラー、買取店などで査定がつかない、査定がついても
かなり低い金額だという方も遠慮なくお問い合わせください。
ディーラーで新車を買う場合であれば、
不人気車、低年式車でも値引きの一環として価格がつくことがあります。
しかしその場合は、車両本体価格からの値引きが少なくなる場合がありますので、
値引き額と相談して下取りに出すか決めてください。