最近、みなさんもニュースなんかでお聞きされる機会も多いかとおもいますが、2005年1月から「自動車リサイクル法」が施行されました。これはどういったものでしょうか?

廃自動車のほとんどがリサイクルされており、リサイクル率は80パーセントに達します。しかし、ウレタンや繊維が混じる「破砕くず」「エアバック類」エアコンに使われます「フロン類」の3つは再資源化が難しく、埋め立て処分場の容量不足もあり、一部の悪い人たちによって不法投棄されるケースが多いのが実情です。

そこで、この法律は、問題解決のため、自動車メーカー等にリサイクルの責任を負わせるものです。先ほどの3品目の引取と再資源化を義務付け、2015年にはリサイクル率を95パーセント以上にしようというものです。自動車メーカーはこれらの処理にかかるコストを「リサイクル料金」として金額を車種ごとに定め、それを自動車の保有者が負担することになります。支払いは新車購入時、すでに保有している自動車は新法施行後、最初の車検時となっています。料金は財団法人の「自動車リサイクル促進センター」に集められ,自動車メーカーなどが廃車時に請求して解体業者などに処理料として渡します。


■リサイクル料金の支払い時期
お持ちの車の購入時期等により異なります。

2005年1月以降に、新車購入の場合
---> 購入時に、リサイクル料金も一緒に支払います。

2005年1月より前に購入された自動車の場合
---> 2005年1月以降の最初の車検時に支払います。

車検前に廃車となる自動車
---> 廃車時に支払います。

皆様が支払われたリサイクル料金は、財団法人自動車リサイクル促進センターに預託管理され、自動車の所有者(または使用者)にはリサイクル券が発行されます。このリサイクル券は、自動車を売却したり、廃車にする際に必要になります。

自分の車のリサイクル料金を調べるには…
>自動車リサイクル促進センター
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